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めろんといちごのワンコフル日記

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大震災の爪痕

今日は午後からchichiが塩釜市のお客様の被害状況を伺いに行くというので、自分の目で被災地を見て、実感したかったので一緒に行ってきました。

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幸いにもお客様の診療所は、しっかり建っており、一部床上10センチほど浸水したようですが診療に支障はなく、すぐに再開できたという事でした。
道路よりも少し高く建てたのが幸いしたようです。

先生には「お陰様で頑丈に建ててもらって」と言って頂けました。


すぐ近くには1階部分が躯体部分だけで、すっかりなくなっている建物も多くありました。

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近くの道路には防波堤を越えて、何艘もの船が打ち上げられていました。


ここからは隣町の七ヶ浜です。
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これから先は、家の基礎のコンクリートだけしかない地域が続きました。

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クレーンが1台、瓦礫を片付けていましたが、ここに日常が戻るのはいつの日になるのでしょう。
chichiが以前来た時には、道路にも瓦礫があったりしたのですが、ずいぶん片づけられたと言ってました。
もっともっと凄かったんですね。

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屋根の上に船が(>_<)


そして、たくさんの方が亡くなった仙台市内若林区荒浜地区

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避難所と指定されて、津波に飲み込まれた荒浜小学校です。
周りには何もなくなって、ポツンと立っていました。
けっこう住宅が密集していた場所です。

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この家の隣にも隣にも家が並んでいたのが、それぞれの基礎の痕から解かり、津波の脅威を本当に実感しました。
怖がりのhahaは、chichiが電話にでようと車を止めるのが怖くて、仕方がありませんでした。
早く海の近くから離れたくなりました。


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被災した方たちの不安はどれほどのものか、hahaにはよくわからないかも知れませんが、できるだけ一日も早く、皆さんが安心した暮らしをできるように祈るばかりです。


ここから、10分ほど仙台の街に向かって車を走らすと、外目には何もなかったようないつもの仙台の風景が。
どちらが現実なのか、夢なのか分からなくなる、不思議な気持ちがしました。
でも、どちらも現実なのですね。


仙台港の近くの倉庫が集まる地区では、流されてきた車があちこちに。
浸水し、瓦礫が押し寄せた倉庫や工場では、会社の方たちがゴミ袋を手に、黙々と片づけをしていました。
膨大な量の瓦礫で、どこから手を付けたらいいのか途方に暮れそうですが、やるしかないのですね。


昨日、仙台にも、桜の開花宣言が出ました。


前に進むことが、つらい現実と闘わせてくれるような気がして、じっとしてるのがたまらないこの頃です。



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by melon-ichigo | 2011-04-13 17:39 | その他 | Comments(2)
Commented by たこまんま at 2011-04-14 15:53 x
写真、何よりも現実を伝えてて、すごくいいブログですョ。七ヶ浜のあの美しい海が、今はちょっと恨めしく思うけど、海に罪はないしネ。おだやかな海を楽しめる時が必ず来ると信じていきましょう。
Commented by melon-ichigo at 2011-04-15 15:06
うちの周りはまるで震災などなかったような穏やかな日常が戻ってますが、ちょっと車を走らせただけで爆撃にあった戦場のような光景が広がっていて、見ただけで疲れました。被災者の皆さんはどれほど疲弊してるかとせつなくなります。